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初めまして、Beat-Balanceケーブル設計者の、JOKOです。

ご多忙の中、弊社ブログに、ご感心いただきありがとうございます。

感謝申し上げます。

まず最初に、皆さまへお伝えしたいことがござまいす。

 

オーディオ専門店、業界No1のeイヤフォン様の秋葉原店にて、

2018年2月24日(土)AM11:00~PM6:00

Beat-Balanceのリケーブル試聴会を開催いたします。

 

是非是非、ご来店いただけますようお願い申し上げます。

当日は、ケーブル設計者のJOKOが、

Beat-Balance/MMCX リケーブルを、ご紹介いたします。

 

 

続いて、今回はブログ一回目ということで、皆さまが最も興味深久のテーマ

そして、永遠のテーマと言っても過言では無い「ケーブルと音」について、話しさせていただきます。

もし、お時間がありましあたら、お付き合いくださいますようお願いいたします。

職業柄、ケーブルについて、お話しさせていただきますが、

まず、お伝えいたしたいこと、是非、憶えていただきことがあります。

僕自身、オーディオが大好きで、平凡な日常を劇的に、楽しく、快適に変化させてくれる、

ポータブルオーディオを、愛してやまないということです。

ですので、このブログにご感心いただいている皆さまと、

同じ共通点、オーディオ愛好家であり、同じ側の人間であるということです。

 

 それでは始めます。

「ケーブルで音が良くなりますか?」とう、問いに対し、「あなた次第です。」と、お答しています。

それは、音の好みは、食べ物の好みと同じで、個人個人異なるからです。

そして、こうお答します。「ケーブルで、音は変ります!」

皆さま、こんな経験は、ありませんか?

日常使用しているうちに、イヤフォンの、右側、左側の音の大きさ違う、左右で音色が異なる、

又は、片側の再生域が、狭くなった。表現や感じ方は、人それぞれです。

これらの現象は、ケースバイケースにて、厳密には個々に原因があり、個々に解析が必要ですが、

イヤフォン本体に異常が無いと仮定した場合。

ケーブル内部の銅線の数本が断線し、抵抗値が変化した、又は、イヤフォン、プラグへの半田付け

異常により抵抗値が変化し、音に影響を及ぼした。と考えられます。

「抵抗値の変化=音の変化」を経験する、身近な事例です。

抵抗値のお話しの前に、イヤフォンケーブルの信号線のご説明をいたします。

イヤフォンケーブルの核となる信号線は、上記のアラミド繊維糸と導体により構成され、

アラミド繊維とは、引張り強度に優れており防弾チョッキなどに使用されている高強度繊維です。

導体については、一般的に、14/0.06 OFC UEW 或は、21/0.05 OFC UEWという構成が多く、

比較的安価な仕様では、8/0.08 OFC UEWなどが大半をしめています。

銅線種では、OFC/6NOFC/7NOFC/PC-OCC/銀コート/金コート/銀 など、

銅線径、本数、銅線種の多数の組み合わせがあります。

 

ちなみに、国内大手メーカーの、80年代に世界的に大ブレイクした、

Walk○○○のイヤフォンケーブルに、UEW線を採用したのをきっかけに、

現在に至るまで、この仕様になっています。

当時、このUEW線をイヤフォンケーブルに初めて転用したのは、SDK㈱の松本会長様です。

(同社とは、現在も、お世話になっております。)

UEW線とは、銅線に、UEW(ウレタン)0.007㎜の極薄皮膜処理させた物です。

ですので、一見ただの銅線に見えますが、UEWで皮膜されているので、

半田加工しないと導通しません。目的は、ケーブル径の縮小化です。

そして、入力プラグが、 φ6.3⇒現在のφ3.5へ小型されたのもこの時期にて、

 φ3.5/3極プラグを開発した㈱茂治の当時のプラグ販売視野は、世界の70%という説もあり、

まさに、ジャパニーズポータブルオーディオの幕開け時代でした。

 

お話しが、脱線しましたが、

それでは、イヤフォン付属の純正ケーブルの抵抗値は?

ほとんどが1m/450mΩ前後に設定されています。

この設定は、各メーカー技術者様が、試行錯誤の結果、低域~高域まで、

万人に聴きとり易く、ドライバー駆動に必要な数値と、導きだした結果です。

 

逆に言うと、メーカー技術者の設定した、音(抵抗値)以外選択枝がないのです。

先ほども、お話しいたしましたよう、音の好みは、個人個人異なります。

(イヤフォンメーカー技術者が設定した抵抗値が、悪いと言っているわけではありません。)

イヤフォンメーカー技術者が設定した音(抵抗値)が、本当に、自分に合っているのか?

これは、ご自分で確かめる以外に方法はありません。

 

そして、オーディオを愛してやまない、私たちにとって、

このケーブルを選ぶ楽しみを、イヤフォンメーカー技術者の独占の楽しみ

しておく手はありませんよね!?

更に言うと、

試聴する音楽ソースから各機器を通りお客様の耳まで伝えるまでは、

無限大の組み合わせが存在し、オーディオを愛する私たちにとっては無限大の楽しみとなります。

 

イヤフォンに関しては、各メーカーから沢山の機種が出ており価格も大きな幅があります。

当然ケーブルも価格に合わせて仕様が異なり高価格帯の商品に付属するケーブルは

ハイスペック(6NOFC/7NOFC等)になっております。

それでも音質に、あれ?っと違和感を感じるのは、音楽ソースに対して

音楽プレーヤー→ケーブル→ヘッドフォンの組み合わせの、

どこかが、あなたの感性に、あっていないためと思われます。

何度も、申し上げますが、音の好みは、人それぞれです。

イヤフォン設計に関して全ての音楽に対応できるよう基本フラットな特性で

各イヤフォンメーカーの設計者は、自社の味付けをプラスしますのである意味、

好みが合わないのは必然的とも言えます。

自分好みに合わせるのは色々な手段がありますが、

ケーブル交換で好みが合えば一番手軽なチューンです。

 

そして、全ての仕様をハイスペックにしても自分に合うかは別問題で、

中間機種のケーブル変更の方が自分的には、音質が合う可能性もあり、

一概にDATAのスペックだけでは表現できないところが、ケーブル選びのだいご味ですね!

そこで、現状に満足せず、良い音を追及するスペシャリストユーザー様の為に、

Beat-Balance/JYシリーズでは、抵抗値別に5 Typeのケーブルを、ご準備いたしました。

もちろん、視覚的にも楽しみいただけるよう、

弊社技術を、ふんだんに盛り込み、デザイン性にもこだわり、

「音質的、視覚的、体感的」にプレーヤーへ、ケーブルインプットを、楽しめる!

MMCXリケーブルに仕上げました。

是非、皆さま、ご自分の好みの音を探してください。

長らく、お付き合いくださいましてありがとうございました。

最後まで、お読みいただいた、あなたは、私たちと同じオーディオ愛好家でもあり、

向上心、好奇心、行動力のある方だと、ご証明してくださいました。心より尊敬いたします。

最後に、大好きな言葉締めくくりたいと思います。

「いい音持って、出かけよう!」

2月24日(土)eイヤフォン 秋葉原店にて、ご来店お待ちしております。

オーディオ雑談で、盛り上がりましょう!

                                            Beat-Balanceケーブル設計者 K.Joko

© Tama Cable CO.LTD/Qingdao Regent Yanxing Electronics CO.LTD

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